36歳・室伏、メンズ 服「鉄人」の秘密は“赤ちゃんトレ”…世界陸上

 ◆陸上 世界選手権第3日(29日、韓国・大邱)メンズ 服男子ハンマー投げで金メダルに輝いた室伏広治(36)=ミズノ=の「鉄人」の秘密は、独自の練習方法と完璧なバックアップ態勢を敷く「チーム室伏」の存在があった。女子100メートル準決勝で福島千里(23)=北海道ハイテクAC=は11秒59で3組8位で決勝進出ならず。男子400メートルでは準決勝進出を果たした金丸祐三(23)=大塚製薬=も46秒11の1組6位で決勝に進めず。また、男子棒高跳び決勝で沢野大地(30)=千葉陸協=は5メートル65で14位だった。
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 08年北京五輪で5位、09年ベルリン世界陸上はけがで欠場。アテネの栄光から7年。どん底にあった室伏は決して猛練習で復活したわけではない。「30歳を過ぎていろいろなところに故障が出てきた。若いころのようには(練習は)できない」。中京大で准教授の肩書を持つ文武両道の鉄人は、研究とほかの選手が思いもつかないトレーニングに努めてきた。

 根幹にあるのは「体の基礎」だ。「そのバランスがしっかりしていないと、必ずけがをする」という。ハンマーの投てき練習は、90年代から3分の1の20本程度に減ったが、体幹を鍛える練習やストレッチは入念に行っている。特に今季は「筋肉が発達していないのに倒れない、あのバランス感覚は大人にはないもの」と赤ちゃんの「ハイハイ」をまねたストレッチを実践している。四つんばいになって対称の手と足を伸ばしながら進む。「全身の筋肉をうまく使うことができる」という。

 投てきの練習では感覚を研ぎ澄ますため投網やうちわを投げる工夫も取り入れた。09年にはハンマーのワイヤに取り付け、加速度で音が変わるセンサーを国立スポーツ科学センターと共同で開発。「感覚というか第六感の代わりに使っている」。独創性にあふれた練習が生み出す熟練の技が輝きを放った。

 理学療法士のロバート・オオハシ氏から練習後のケアなどの意見を聞いた。スウェーデン人のグスタフソン・コーチを含めた「チーム室伏」は完璧にサポートした。「ハンマー投げはライフワーク」と語る室伏は、39歳で日本記録を更新した父・重信さん(65)譲りの探求心で悲願の金メダルを手に入れた。

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